ロゴのアイソレーションとは?アイソレーションゾーンの重要性
みなさん、こんにちは。
久々の更新となってしまいました、申し訳ありません。
本日は、たまに聞くこともあるかと思います、はたまた初めて聞く単語であるという方もおられるでしょう!
ロゴの「アイソレーション」についてご紹介していきます。
ロゴアイソレーションとは?
ロゴというのは、サービスや企業を特定する大事な意匠です。
例えば、facebookやLINEのロゴを使用する機会があった場合に、実は自由にロゴを使用してはいけません。
ロゴデザインは企業を表す「顔」とも言える文字ですので、ルールを設定してそのルールを守って使いましょう!と定められているのです。
いくつかルールがあり、これは設定する企業によってマチマチなのですが、デザインに対するルールも設定されます。
上下左右に十分な余白を取って使ってくださいと必ず記載があるものです。
実はこの余白がロゴのアイソレーションゾーンと呼ばれるものなのです。
ロゴデザインというのは、適切な余白を取って使用しないと全く見え方が変わってしまいます。
例えば下記の画像を見比べてください。
全く見え方が違うと思います。
これがアイソレーションゾーンの力です。
ロゴのアイソレーションにはもう1つ意味があって、アイソレーションを規定しておかないと、ロゴの真横に全く別のコンテンツが配置される可能性があったりします。
すると、いろんな相互関係が関与してしまいユーザーに誤解を与えかねません。
- あたかもコラボではじめたかのようなサービスに誤解される
- ロゴマークが目立たない
- 別のロゴに見えてしまう
- 美観が損なわれる
- 企業イメージが下がる
などなど、色んなケースが想定されます。
なので、サービスを提供する企業にとってロゴのアイソレーションゾーンは非常に大事なものなのです。
各有名企業のロゴのアイソレーションゾーンの規定を見てみましょう。
- LINEのロゴアイソレーション
- twitterのロゴアイソレーション
- 楽天のロゴアイソレーション
- Microsoftのロゴアイソレーション
- DeNAのロゴアイソレーション
- PIXTAのロゴアイソレーション
- You Tubeのロゴアイソレーション
- 3Mのロゴアイソレーション
このように、ロゴにアイソレーションを設定したりして、コーポレート・アイデンティティを保つルールをレギュレーションという名前で呼ばれています。
レギュレーションを設定する重要性については、いろんな記事で大変詳しく記載されているので、そちらを参考にしてください。
ブランドイメージを向上・維持する、ロゴレギュレーションってなんだろう?|デザインの基礎知識
アイソレーションの設定から見て取れるのは、企業がロゴを愛しているという事実です。
いかにロゴが大事であるかということが理解されている企業ほど、ロゴデザインに対するルールも細かく設定されており、企業やデザイナーのこだわりが見て取れるのです。
ロゴアイソレーションゾーンの設定方法
ロゴのアイソレーションゾーンの作り方は、大体ロゴ1に対して余白0.5と言われています。
しかし、デザインのバランスやその他要因で全然変わってくるでしょう。
また利用者にルールを守ってもらいやすいように、分かりやすいアイソレーションを設定する企業も多くあります。
例えばロゴマークが上下左右に1個づつ収まるようにという設定はわかりやすいですね。
まとめ
ロゴのアイソレーションは、多数の方にロゴが使用される際の統一の余白のようなものです。
印象がまるで変わってくるので、設定していない方は是非アイソレーションを設定してみてください。