ロゴデザインをする際のアイデア出しの方法まとめ

ロゴデザインをする際のアイデア出しの方法まとめ

ロゴデザインをする際のアイデア出しの方法まとめ

ロゴデザでは、ロゴにまつわる全ての情報を網羅するべく、日々ロゴメディアを更新しています。

本日は、ロゴデザインを行う際のアイデア出しの方法についてご紹介いたします。
今まさにロゴデザインのアイデアが尽きてしまったという方に是非読んで欲しいですね。

ロゴデザインはアイデア出しで決まる!

実は、ロゴデザインはアイデア出しで勝負が決まってしまっている程、アイデアが重要です。

ロゴデザインをする際には、通常クライアント様と打ち合わせ(ヒアリング)をさせて頂いて、どのような想いや考え方、要望をお持ちなのかをチェックしますよね?

ただ要望に応えるだけでは、ロゴの優れたデザイナーとは言えません。

やはり、クライアント様が考える右斜め上くらいを狙って、ワッと感動してもらいたいものです。

そのためには、いろんな角度からアイデアを出し、スタディ(研究)する必要がありますが、自分で生み出せるアイデアなんてたかだか知れたもの。

そこで、色んなアイデアを絞り出す為のユニークな方法を伝授したいと思います。

デザインツールを疑え

ロゴデザインを作成する際は大体アイデアスケッチから始めるでしょう。

アイデアスケッチは何を使いますか?

もちろん、鉛筆やペンが主流だと思いますが、今日は別のスケッチツールに手を出してみてください。

例えば、クレヨンや墨汁や折り紙の切り絵なんかを使ってみましょう。

自分の思っていたものとは違う見え方があるはずです。

ペンとは違う性質のツールには、それぞれ固有の特徴があります。その個性を捉えて、1アイデア作ってみてください。

きっと立派な1アイデアになるはずです。

裏返したり、回したり、見る角度や世界を変えてみよう

これはよくやる手法かもしれませんが、アイデアスケッチを回してみたり、裏返してみたりすると、全く別のものとして見え始めます。

紙を折ってみるのも面白いです。

このように、今自分で生み出したアイデアの見方を変えることで、自分の固定概念を無理矢理崩すことが出来ます。

すると、別の視点が作られて、また新しいロゴデザインのアイデアが生まれてくるのです。

ポストイットでイメージを貼りまくろう

ヒアリングで得たクライアントのイメージなんかをどんどん言葉に出していき、ポストイットに書きなぐってみましょう。

書いたポストイットを壁にペタペタ貼っていくと、頭の中が具現化されて、本当に大事なものが見えてきます。

すると、とてもスッキリと簡略化したコンセプトが見え始め、ロゴがミニマルでズバッと意味深いものになりやすいのです。

イメージは、本当に何でもOKです。
連想ゲームのように、思いついたものをどんどんポストイットしましょう。

ポストイットした言葉をグループ化して並び替えてみるのも面白いです。

各言葉の関係性が見えてきて、クライアントが求めるロゴデザインの本質部分が見えやすくなります。

また、グループで制作している場合は、ポストイットを壁に貼ることでアイデアが非常にオープンでパブリックな状態になり、ブレインストーミングしやすくなります。

ブレインストーミングとは、集団でアイデアを出し合うことによって相互交錯の連鎖反応や発想の誘発を期待する技法である。

人数に制限はないが、5 – 7名、場合によっては10名程度が好ましく、議題は予め周知しておくべきである。
引用元:wikipedia

好きなロゴデサインを真似てパクる

有名デザイナーの佐野研二郎さんではありませんが笑、好きなロゴデザインをパクってみるのも1アイデアです。

もちろん、それを決定させて使用することは出来ませんが、好きなロゴデザインをパクリながら自分のクライアントに徐々に沿わせていくと、デザインではなく、概念として真似したロゴがどのような作り方がされていたのかが見えてきます。

形を真似てしまうのは絶対NGですが、概念やルーツを真似るのは当然OKです。

ロゴにエッジを利かせる

これはトゲトゲしたデザインにしろ!という形の話ではなく、ロゴデザインを作成する際に、アイデアに「エッジ」をもたせます。

ロゴのアイデアを考える際、僕はいつもイメージとしては何億万本もある分かれ道のど真ん中に立たされているように感じます。

どの道(アイデア)が面白いかなと探っていくのですが、人間はどうしても仮に5番目の道を選んだとしても、6番目の道や100番目の道など別の道(アイデア)にも足を突っ込みがちです。

そうすると、アイデアの力が分散されてしまって、コンセプトが良くわからかったり、意味合いが薄れてしまったりと、あまり良くありません。

そこで、5番の道を選んだなら、とことん5番の道を突き進んで、エッジの利いたデザインを作ってみましょう。

極端なまでのデザインを作ってしまうことで、その道の終着点を作り出すのです。

すると、このロゴのデザインアイデアの範囲が見えてきて、自分でコントロールしやすくなります。

周囲にある近しいロゴを見つけてみる

自分が出したロゴアイデアスケッチに近しいロゴを周囲から見つけてみましょう。

全く違うジャンルのものがあったりして、案外見え方が変わってきます。

アイデアをスウィッチしてみる

これは複数人いる場合のみ行えるものですが、抱えている仕事自体をスウィッチしてみます。

例えば1時間スイッチして、他人にアイデアを出してもらいましょう。

自分というフィルターを通さないことで、同じ方向性でもまた違ったデザインが上がってきます。

デザインをさらに昇華する意味でとても効果的です。

出したアイデアのメリット・デメリットを出す

生み出したロゴデザインが何案が作成できたら、それぞれのメリット・デメリットを考えてみましょう。

自分の出したアイデアのネガティブな面をわざと考えることで、さらに先のアイデアを見通すことが出来ます。

散歩する・寝る・忘れる

最後のアイデア出し方法は、とてもシンプルで、散歩してみたり。軽い睡眠をとってみたり、忘れて別の作業をサクッとこなしてみると吉。

机にしがみついて考えていると視野が狭くなり、どうしてもアイデアが枯渇しますが、一旦別のことをすることで脳がリフレッシュされて、アイデアを俯瞰することが出来ます。

散歩や寝ることは決してサボりではなく、アイデア出しでは重要な仕事のひとつです。

まとめ

ロゴデザイン作成の際のアイデア出しの方法をいろいろご紹介いたしました。
その他にも面白い作り方があれば是非ご紹介ください。

クライアントにロゴデザインを見せる際も、ただ見せるだけではなく、どう見せると、自分のロゴデザインが魅力的にそしてコンセプトを明確に示せるかと考えてみると、良い結果が生まれると思います。

是非試してみてください。